アバルト 500e EV|航続距離・価格・グレード比較まとめ
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アバルト500eの概要
アバルト「500e(チンクエチェント・イー)」は、FIAT(フィアット)500eをベースにアバルトが独自のチューニングを施したEVです。価格は610万円台からで、CEV補助金の対象。
フィアット500eとの大きな違いはパワートレインの強化で、バッテリー容量は同じ42kWhながら、最高出力は87kW→114kWへ大幅向上、最大トルクも220Nm→235Nmへ高められています。航続距離は294km〜303km(WLTC)と、フィアット500eの335km(WLTC)より短くなっています。
外観は、ブランドアイコンであるサソリをモチーフに、フロントバンパーや18インチアルミホイールに“爪”、リップスポイラーに“足”をイメージしたデザインを採用。フロントの「ABARTH」レタリングや稲妻をモチーフにしたサイドエンブレムとあわせて、コンパクトながら存在感のあるスタイルに仕上げています。
内装は黒を基調としたシックな空間で、高級人工スエード素材のスポーツシートや専用ロゴの加飾を採用し、スポーティさと高級感を兼ね備えた仕立てが特徴です。
走行面では、「ツーリズモ/スコーピオンストリート/スコーピオントラック」の3モードを設定。出力を抑えた効率的なワンペダル走行から、回生ブレーキを活かしたスポーティな走り、よりパフォーマンスを引き出す走行まで幅広く対応します。また、アバルト独自のサウンドジェネレーターにより、加速時にはガソリンモデルのエキゾーストサウンドを再現し、EVでありながらエキサイティングな走りの高揚感を味わえます。
安全面では、「衝突被害軽減ブレーキ」に加えて、車線維持を支援する「レーンキーピングアシスト」、標識を認識して速度調整をサポートする「トラフィックサインレコグニション&インテリジェントスピードコントロール」など、フィアット500eと同じ主要な装備を搭載しています。ただし、アダプティブクルーズコントロールと渋滞時の運転支援は非搭載で、より“走りの楽しさ”を重視した仕様になっています。
アバルト500eグレードの違いと選び方
アバルト「500e」には、「ツーリスモ ハッチバック」と「ツーリスモ カブリオレ」が設定されています。どちらもパワートレインは共通で、ボディタイプが異なります。
ツーリスモ ハッチバックは、ハッチバックならではの実用性と扱いやすさがあり、航続距離は303km(WLTC)を確保しています。
ツーリスモ カブリオレは、電動開閉式ソフトトップを備え、オープンエアならではの開放感を楽しめる仕様で、航続距離は294km(WLTC)となっています。
実用性や扱いやすさを重視するならツーリスモ ハッチバック、開放感や特別感を求めるならツーリスモ カブリオレが目安になります。
アバルト500eのグレード比較表
| グレード | ツーリスモハッチバック | ツーリスモカブリオレ |
| 価格(税込) | 6,150,000円 | 6,450,000円 |
| CEV補助金 | 574,000円 | 574,000円 |
| 【走行性能・航続距離】 | ||
| 航続距離(WLTC) | 303km | 294km |
| 電費 | 6.58km/kWh | 6.33km/kWh |
| 駆動方式 | 前輪駆動 | 前輪駆動 |
| 最高出力 | 114kW | 114kW |
| 最大トルク | 235Nm | 235Nm |
| 0-100km/h加速 | 7秒 | 7秒 |
| 【バッテリー関連】 | ||
| バッテリー容量 | 42kWh | 42kWh |
| 保証 | 8年 160,000km | 8年 160,000km |
| ヒートポンプ | × | × |
| 【サイズ・重量】 | ||
| 全長 | 3,675mm | 3,675mm |
| 全幅 | 1,685mm | 1,685mm |
| 全高 | 1,520mm | 1,520mm |
| 車両重量 | 1,360kg | 1,380kg |
| 定員 | 4名 | 4名 |
| ラゲッジ容量 | 185L | 185L |
| 【充電性能】 | ||
| 充電ポート位置 | リア右 | リア右 |
| 急速充電 最大受入電力 | 85kW | 85kW |
| 普通充電 最大受入電力 | 11kW | 11kW |
| 対応充電規格 | CHAdeMO J1772 | CHAdeMO J1772 |
| 【給電機能】 | ||
| V2H | × | × |
| V2L | × | × |
| AC100Vコンセント | × | × |
公式ウェブサイト
アバルト500e











